丸4年のあいだ毎朝7時前後に来ていた国分太一の公式アカウントからのLINEは、6月19日の【おはよーございます 朝から暑いねー】をもってパタリと途絶えた。
国分と家族の近況については、「上の娘さんはもう小学生でニュースもわかる年齢です。夏休みを待って東京を離れる予定でいるようです。当の国分本人は、直接謝罪回りなどには出ていません。残された松岡と城島が、福島県や各局各スポンサーへ頭を下げて回っています」(日テレ局員)というが、一体何が起こっているのか。
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「局内でも事の真相はまったく耳にはいらない状態です。番組スポンサーの大企業から内々に問い合わせがきましたが、スポンサーサイドへも詳細な説明がなされていないとのことで、こちらはワケもわからぬまま謝ることしかできない。
『いくらなんでももう少し説明してもらわないと』と、制作部門の人間が役員に対して連名で抗議メールを出したという話も聞きました」(同前)
取締役会では「複数の猥褻事案」とだけ説明
突然のTOKIO解散劇が始まったのは、6月20日付けのスポーツニッポンのスクープだった。
「国分太一 全番組降板申し入れ コンプラ違反で日テレが20日会見」
だが、翌20日に福田博之社長自ら応じた会見では、「複数回のコンプライアンス違反」、「許されない行為だと感じた」などというのみで、その具体的中身については「プライバシーの保護」を盾に一切答えないという異例のものとなった。
「説明ゼロ会見だと揶揄されますが、先日の中居正広氏を発端にしたフジテレビの件を考えるとそうするしかなかった。番組スタッフへのパワハラであるとかセクハラであるとか巷間言われていますが、取締役会では『複数の猥褻事案』とだけ説明されたといいます」(同前)
同日中に株式会社TOKIOのウェブサイトでは、〈この度、弊社所属タレントの国分太一においてコンプライアンス違反が判明いたしましたため、本人とも協議の上で猛省を促すべく、6月20日付にて無期限で全ての活動を休止することといたしました〉と発表。
バタバタと、口火を切った日テレの「ザ!鉄腕!DASH!!」や「世界くらべてみたら」(TBS)、「男子ごはん」(テレビ東京)などのレギュラー番組や特番の降板が決まり、出演していたCMもストップする事態となった。