セ・リーグで最下位に沈むヤクルト。6月24日に終了した交流戦でも5勝12敗1分に終わり、借金は今季ワーストの25、5位の中日との差は9.5ゲームまで広がった(6月30日現在)。

 そんな中の6月27日。上半身のコンディション不良で離脱し、チーム低迷の最大の要因となっている村上宗隆内野手(25)が、埼玉・ヤクルト戸田球場で約2カ月ぶりとなる屋外でのフリー打撃を再開した。

今季の一軍出場は1試合のみ ©時事通信社

「メジャー移籍は確実になったと言える」

 今季が3年契約の最終年で、かねて今オフのメジャー挑戦を公言してきた村上。今季の長期離脱を理由に、一部ではメジャー挑戦の延期が囁かれたこともあったが……。

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「6月25日の株主総会後、林田哲哉球団社長兼オーナー代行が『彼が海外に行きたいといえば、申請はしてあげようと思います』と発言したのです。つまり、今オフのポスティングによるメジャー移籍は確実になったと言える」(スポーツ紙記者)